神戸市立博物館と神戸市立三宮図書館で「鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示」が開催されます。
2023.3.30.
今月、いよいよ鈴木商店の大番頭・金子直吉および社員たちが世界中を駆け巡り、次々と事業を起こしていく様子を描いた圧倒的熱量の舞台「彼の男 十字路に身を置かんとす」の再演が東京と神戸で始まります。(東京公演:4月10日~16日、神戸公演:20日~23日 詳細については末尾の関連リンクをご覧下さい)
神戸市では、この舞台公演の時期に合わせて鈴木商店関連事業(*)の展開が予定されており、神戸市立博物館と神戸市立三宮図書館では、4月上旬から5月7日(日)まで「鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示」が開催されますのでお知らせします。(冒頭の写真は、神戸市立博物館(左)と現在神戸市立三宮図書館が仮移転中のKIITOです)
(*)①「神戸港と鈴木商店を語る会」、②「鈴木商店ゆかりのまち歩き」(3月5日に開催済)、③「鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示」
【鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示 概要】
1.神戸市立博物館 ー 地域文化財展示「鈴木商店の軌跡」
■概 要: 鈴木商店と三井・三菱で天下を三分するという理想を掲げた「天下三分の宣誓書」として知られる金子直吉直筆の書簡、船鉄交換契約の締結を記念して駐日アメリカ大使から贈られた船鉄交換契約記念時計などを展示する(下の写真は「天下三分の宣誓書」中の有名なフレーズ "三井三菱を圧倒する乎、然らざるも彼等と並んで天下を三分する乎、是鈴木商店全員の理想とする所也" の部分です)
■会 場: 神戸市立博物館1階 神戸の歴史展示室
■入場料: 無料
2.神戸市立三宮図書館(KIITO三宮図書館)ー 資料展示「鈴木商店と神戸の歴史・文化を再発見 ~図書館蔵書でたどる~ 」
■概 要: 大正13年に神戸市立中央図書館が鈴木よねから寄贈された図書のほか、中央図書館が所蔵する鈴木商店関連図書を展示。また、鈴木商店に関係する当時の新聞記事や地図などで、鈴木商店の足跡を紹介する。
■期 間: 令和5年4月15日(土)~5月7日(日)
■会 場: 神戸市立三宮図書館(デザイン・クリエイティブセンター神戸 [KIITO] 2階)エントランスホール及び館内(〒651-0082 中央区小野浜町1-4)
■入場料: 無料
鈴木商店に関心をお持ちの方は是非会場に足をお運びいただき、鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示をご鑑賞下さい。
両展示の詳細については、下記関連リンクの神戸市記者発表資料および関連資料のチラシ(神戸市作成)およびをご覧下さい。