⑧四万十市/鈴木商店のゆかりの「赤鉄橋」
鈴木商店ゆかりの「赤鉄橋」
高知県四万十市を流れる最後の清流・四万十川、この川にかかる「赤鉄橋」(四万十川橋、渡川橋)は、鈴木商店に発注され、大正15(1926)年6月に完成した。この橋は鋼橋トラス橋と呼ばれ、全長約508m、総工費は50万円(当時)であった。ちなみに大正15(1926)年度中村町の予算は9万円ほどであったという。
四万十市の中村地区の中心部にある橋で、当時は四国一の鉄橋だったので、完成時、人口1万人の中村に10 万人の見物客が来たという。