日本精化株式会社
日本樟脳を発祥とする総合ファインケミカルメーカー
日本精化は大正7(1918)年、国内樟脳事業の統一を目的に設立された「日本樟脳」を発祥としています。
樟脳事業は鈴木商店の飛躍の原点であり、台湾産樟脳油の再製事業を発展させ、同業7社による一大統合会社「日本樟脳」の設立に加わり、大株主として経営に参画しました。
昭和2(1927)年、鈴木商店破綻後、日本樟脳は鈴木商店の後継会社「太陽鉱工」グループの一員として、新たな歩みを踏み出しました。
後に独自の化学分野を開拓し、ファインケミカル(精密化学品)メーカーとして業容を拡大し、昭和46(1971)年、日本精化に商号を変更しました。
現在の日本精化は、海外子会社3社、国内子会社5社を擁する総合ファインケミカルメーカーとして、天然原料を起源とした機能性化粧品原料(スキンケア・ヘアケア・メイクアップ)などの「香粧品分野」、cGMP(医薬品の製造および品質管理に関する基準)に対応した設備と固有技術を活かした医薬中間体製品などの「精密化学品分野」、樹脂添加剤、プラスチック用コーティング剤、防錆剤・潤滑剤などの「工業用化学品分野」、清潔で安全・快適な環境を守る手洗石鹸、除菌・洗浄剤や打錠技術を活かした防虫剤・入浴剤などの「家庭用製品分野」を通じて社会に貢献する企業を目指しています。